「健全な高齢化」を考える。
2010年4月15日 17:01
少子高齢化が進む日本においては「後期高齢者制度」の言葉等に代表されるような「長生きが悪」のような風潮が出ることがあります(マスコミが過度に煽るのが原因とも思いますが)。
もちろんこれはとんでもない話です。若者に薄れつつある「日本の智恵」は無くてはならないものです。ただ問題なのは「健康寿命」と「実際の寿命」に数年の開きがあると言うこと。
やはり長生きするからには楽しく元気に過ごさなくては勿体無いですよね。
大病の後で寝たきりになってしまった、慢性的な足腰の痛みで生活がままならない、認知症が怖い等々あります。それに対抗する手段は病院での「治療」では不十分です。
例えば足の痛みなどに整形外科で電気を流したりされておられる方は多いと思いますが、これはあくまでも痛みや筋肉を和らげたりするもので、一時的に病状を緩和させると言う意味で痛み止めを飲むのと変わりないわけです。筋肉や骨を「強化する」という目的のものではありません。
力を失ってきている体に「刺激を与え」たり、「抑える」ことを繰り返ししても問題の先延ばしにしかならない上に、ダメージそのものはどんどんと蓄積されていってしまいます。一時しのぎは解決にはなりえません。
本当の意味で、ご自信が心配に思われたり悩まれたりされている部分の「改善」にはそこに関連する臓器、筋肉、骨などの「強化、機能改善」が求められるわけです。
それを食べ物や運動で行うというのが一般的ではありますが、やはり限界があります。そこにもう1つ、「漢方」や「自然薬」を加えてみましょう。
貴方の健康寿命をあげることに必ずや寄与してくれるはずです。気力などの精神的な底上げもできるのが漢方、自然薬の利点。心も体も健やかなご高齢者が1人でも増えていただけることが日本にとっても良いことなのは言うまでもありませんよね。
高齢化という実態を受け入れ、元気なお年寄りに増えていただいた上で若者と高齢者の働ける環境を整えていくというのは体の中の環境を整えていくことに通じています。
健全な体を作る方法も健全な社会を作る方法も根元の部分では同じなのではないかなあ、と思います。ちょっと話が大きくなりすぎですかね??