死んでも腐らない日本人の異常
2010年6月 3日 15:44これだけはつたえたいお話
ちょっとゾッとしない話ですが、日本人の体は死んでもしばらく「腐らない」そうです。これはなぜだと思いますか?
答えは防腐剤や保存剤、抗生物質まみれの食品を長期にわたって摂取し続けているからだそうです。つまりこういった食品に含まれている薬物が体の中に蓄積し、死後もその腐敗を遅らせているというわけです。
これを聞いて「腐らない方がなにかといいんじゃないの?」とおっしゃる方はあまりおられないと思います。
怪談のような恐怖ではありませんがこのお話には現代日本人の食生活の「恐怖のキモ」があるように思われますし、私は一体何を食べさせられているのか、という不気味を強く感じました。
中国の毒ギョーザ事件などを皮切りに国内流通の食品への関心は(一見)高まり、「ポジティブリスト」という厳しい規格の規制も近年設けられました。しかしその一方でこのようにある意味で人間を「薬物まみれ」にするようなことに関しては全く無関心な一面があります。
保存がいい、見た目がいいというのを優先して農薬などの分かりやすい毒性のみを制限してもこんな食物しか摂れないのであれば私達の体は衰えていくばかりです。何が「飽食の時代」でしょうか。薄ら寒くなります。
「カロリー0」、「減塩」、「保存料無添加」。こんな言葉に魅力を感じる方は少なくないと思いますが、よく考えてみればそれだけ危険性の高いものを作っているということを言っているのと同じことですよね。野菜などに含まれる栄養価も数十年前と比べるとほとんどが大きく低下してしまっています。生産効率ばかりを追い求め、化学肥料を汎用した結果なのかもしれません。
死んでも腐らない日本人。そんな不気味な食物にまみれた毎日の中で腐っていくのは日本人の正しい生活習慣であり日本人の精神そのものなのではないか、とすら思います。
かといって人は食べていかなくては行けない生き物。私は自己防衛のために解毒を第一に考えて自然薬を服用しております。寂しいお話ではありますが、自分の健康は自分で守る時代が来ているのかもしれません。