タクヤ先生の漢方講座 第一回「目からウロコ!漢方薬の真実」
2010年6月18日 16:55タクヤ先生の漢方講座
と、いうわけで6月10日に小田急相模原駅ビル「ラクアル・オダサガ」にて開催されました第一回「タクヤ先生の漢方講座」はおかげさまで好評のうちに終了することができました。
午前、午後の部で13名の参加者にご出席いただき、私個人的には非常に楽しく講義させていただきました。
『講義風景』
一般の方向けの講義は初めてでしたもので正直妙な緊張はありましたが始まってみれば参加していただいた皆様からも漢方への熱い疑問、関心がビシビシと伝わってきましたので心配は杞憂に終わりました。
今回のテーマをまとめますと
・東洋医学の歴史はそもそもどういうものか?
・東洋医学と西洋医学はどう違うのか?
・「漢方薬」に対するイメージとその真実
・漢方は「根」を見る医術であり、人間で言う「根」とは「腸」のこと。
・西洋薬では病気は「治らない」、その理由は?
・漢方は「病名」で選んでは絶対にダメです!
・「葛根湯」マスターになるために!
・腸という根を腐らせている私達の食生活
おお・・箇条書きにすると結構なボリュームになりますね。
これを2時間の講義の中で私の雑談を交えつつ、参加者の皆様の質問と意見を聞きながら一気に駆けぬけた感じです(終わって帰ったら2キロほど体重が減っていました)。
この講義の目的は漢方を全くご存知でない方でも漢方がどのようなものであるか、上手に使うためにはどのような知識が必要なのか。また、生活に漢方を取り入れることで生活がどれほど豊かになるか、ということを知っていただくことです。
「漢方ライフ」、始めてみるとなかなか楽しいです。
講義を始めようと思ったきっかけは私自身ほとんど漢方だけでここまで元気に過ごしてきました。「薬」というと西洋薬と漢方薬を皆さん混同されますが、あくまでも漢方薬は「強くする」「元気にする」ための非常にポジティブなアイテムであり、西洋薬とはきちんと区別して理解していただきたいと言う思いが常々ありました。
何かあると「まずは病院」。安易に抗生剤などをどんどん服用することに抵抗のない日本と言う国は世界でも類を見ないほど西洋薬の服用量の多い国です。はたしてそれは本当に体のためになるのか?漢方薬の位置づけはどこにあるべきなのか?
それを今回から毎月お話できる機会を得ることができたというのは非常に嬉しいことです。
私自身も楽しんで来月以降も皆さんと一緒になって講義を作って行きたいと思います。1人でも多くの皆様が足を運んでいただけるよう、楽しい講義を心がけますので奮ってご参加下さい^^
次回のテーマはは「漢方でデトックス(解毒)しましょう!」です。
開催日時:
7月8日(木) 13:00~15:00
7月24日(土) 10:00~12:00
(内容は同じです)
開催場所:
小田急相模原駅ビル、ラクアルオダサガ4階
「おださがプラザ」にて。
参加費:
1000円を頂きます。
ご予約はお電話(042-746-1951)にて、ご希望のお日にちをお知らせ下さい。各回定員が10名となっており、定員になり次第、募集を終了させていただきます。できればご予約はお早めに!