HOME健康になりたい>病院のクスリで本当に血液はサラサラに?

病院のクスリで本当に血液はサラサラに?

2010年8月 6日 10:37脳血管障害、脳梗塞のお話

当店に来られるお客様の多くは「病院で血液をサラサラにするクスリをもらってるんだよ」とおっしゃいます。

「サラサラにするクスリ」。

本当でしょうか?

と、いうのも一般的に「血液をサラサラにする病院のクスリ」というものを挙げてみると「バイアスピリン」、「バファリン81mg」、「パナルジン」、「プレタール」、「ワーファリン」などがあります。

これらはカテゴリで言いますと「血栓予防薬」と呼ばれます。

働きとしては「血小板の働きや血液が固まる過程を阻害して血を固まりにくくする」というようになっております。

確かに梗塞の大きな原因となる血栓を予防する上では大事なお薬ですが、副作用も少なくないものがあったり、定期的な検査を必要としたり、食べれる食品が制限されたりすることもあります。

漢方薬にも血液をサラサラにするものがあり、お客様の多くはこれらを西洋薬と同じものとしてとらえられている方が多いのですが、これは残念ながら間違いです。

西洋薬はあくまでも血液の成分を固まりにくく、血栓を出来づらいようにするものですが、漢方薬は血液を浄化し、血液の質を高めることにより、血流を改善したり、血栓や梗塞を予防することができます。

もちろん食事の制限をする必要(←そもそもこれも不自然な話ですよね)、もありませんし、重篤な副作用を怖がる必要もありません。

確かに西洋薬のような即効性を期待するのは難しいかもしれませんが、そもそもの目的が異なるため、時間がかかるのも当然です。漢方薬だから効果の発現が遅い、ということではなく、各々のアプローチの方法がまるで違うものであるということをご理解していただきたいと思います。

例えば、夏の時期に多い脳梗塞は気温の上昇により体内が脱水状態になり、血液の容量も減少し、心臓から打ち出す血液量が減少することにより、血圧が低下しやすく、その結果として動脈硬化の素因を持っている人は血液が固まりやすくなり、発症するケースが多くなります。

動脈硬化の素因がある人=血中コレステロールや中性脂肪が多い人、糖尿病の人など様々な持病がある人であることが多いわけであり、ただ血液成分だけを流れやすくサラサラにすればいいというものではありません。

こうした時に、血だけではなく、服用することにより体内のこういった持病も一緒に改善していけるのも漢方薬の大きな特徴です。

血液の質を高める血液浄化の漢方薬としては当店では冠元顆粒松寿仙婦宝当帰膠などがありますが、いずれもその品目に応じて様々な血以外の恩恵を受けることが出来ます。

様々な漢方がある中で、自分に必要なものを選び、それを服用することで血液の質は高まり、様々な病気の予防や改善にも大きな力になります。

梗塞のような重篤な症状は何よりも日ごろからの予防が肝心です。
西洋薬だけでは不安、西洋薬の副作用が心配、漢方薬を試してみたい、と言う方は是非ご相談いただければと思います。

category

goaisatu 「家計の時間」連載
「痛み」のお話「赤ちゃんの部屋」連載
「食の安全」のおはなしいきいき血液の話
お勧め薬のお話これだけはつたえたいお話
めまいのお話アスリート・運動好きの人の漢方のお話
イベント告知!カゼ、インフルエンザのお話
ステロイドの話ストレスのお話
タクヤ先生の漢方講座リウマチの話
リクルートリクルート(期間限定)
中医漢方radioバックナンバー中医漢方videoバックナンバー
乾燥のお話五月病のお話
他業種とのコラボ企画健康サービスのお話
元気で長生きのお話免疫のお話
児童虐待に悩む親御さんへの話冬の病気のお話
冷えのお話募集中セミナー
取材・メディア露出など口内炎のお話
口臭のお話呼吸器のお話
夏の病気のお話子宮筋腫のお話
小児・乳幼児のお話循環器のお話
心臓疾患のお話打撲・捻挫のお話
星薬科大学での漢方実習春の病気のお話
暴飲・暴食のお話梅雨の不調のお話
水虫のお話汗のお話
漢方講座開催&参加募集生理のお話
生理トラブルの話男性のお話
男性更年期のお話疲れの話
痛風のお話癌のお話
皮膚のお話目のお話
睡眠のお話秋の病気のお話
糖尿病のお話経営・漢方販促セミナー
老化対策の話耳のお話
肝のお話肥満、ダイエットのお話
胃腸のお話脳血管障害、脳梗塞のお話
腎・膀胱系のお話腸や便秘の話
自律神経、うつのお話自然治癒力向上のお話
花粉、アレルギーのお話血圧のお話
行って来た講義内容など認知症のお話
頭の良くなる漢方薬の話頭痛のお話
顎関節症のお話顔色と病気のお話
飲酒のお話骨のお話
髪のお話30日で体を生まれ変わらせる
日本全国どこからでも対面相談が可能です! ご相談予約 総合受付