HOME健康になりたい>麻黄湯(まおうとう)について

麻黄湯(まおうとう)について

2012年1月28日 09:07カゼ、インフルエンザのお話

インフルエンザの流行に伴い、麻黄湯のお問い合わせが急増しております。

当店でも十分な在庫をご用意しておりましたが、現在かなり品薄になってきております。そのため、おひとりさま1箱(260錠入)までのご購入をお願いしております。どうぞよろしくお願い致します。お電話でのご予約を承っておりますのでご希望の方はお電話にてお問い合わせください。

ただ、お気を付けていただきたいのは、メディアがあからさまに煽るように『麻黄湯=インフルエンザに奏功』では決してありません。お子様のインフルエンザにも安全に使えるという報道もあったようですが正確ではありません。お子様の体質によってはこれは大きな間違いになります。

昨今の西洋薬のインフルエンザ薬(タミフルなど)による特に十代前半までのお子様に幻覚症状などの副作用(正確な因果関係は不明)が頻発したのをふまえて、「安全な漢方薬」を、というお考えからご購入をご検討されているケースも多いようですが、漢方薬が安全に用いることができるのはあくまでも「その漢方薬を服用するのに適した方への服用」に限ります。漢方薬といえど間違った服用をしますと副作用が現れることもありますし、症状を増悪させることも少なくありません。

そういう意味で、現在どこででも手軽に漢方をご購入することができる現実は正直怖いと感じることが多々ございます。漢方薬は必ず専門の知識をもった施設からご購入いただくことを心からお勧めいたします。

例えば麻黄湯は簡単にいえば「体を温め、発汗をうながして体内から余剰な熱を外に追い出す薬」です。つまり体力があり、汗をかいておらず、高熱があっても体が冷えている(悪寒を感じている)方に適するお薬ですが、インフルエンザにもいろいろなタイプがあることはご存知のとおりです。全てがこのタイプにあてはまるわけではありませんよね?体力が大きく消耗している方やすでに多く汗をかかれている方がこれを何回も服用したら大変なことになる可能性もあります。

例えば、当店ではインフルエンザの予防として最適な「板藍根(ばんらんこん)」、急な高熱(かつ悪寒がないタイプ)には「天津感冒片(てんしんかんぼうへん)」、体力の消耗している方が安心して飲んでいただける漢方の栄養剤など、症状に応じた麻黄湯以外のアイテムも充実して取り揃えております。

「予防のために麻黄湯を飲みたい」というお問い合わせも多いのですが、麻黄湯の性質を考えればこれはとんでもない誤りであることもきちんとご説明させていただいております。

安心、安全にインフルエンザの予防、改善を行いたい、という方はどうぞまずは是非お問い合わせください。

必ずお力になれると考えております。

category

goaisatu 「家計の時間」連載
「痛み」のお話「赤ちゃんの部屋」連載
「食の安全」のおはなしいきいき血液の話
お勧め薬のお話これだけはつたえたいお話
めまいのお話アスリート・運動好きの人の漢方のお話
イベント告知!カゼ、インフルエンザのお話
ステロイドの話ストレスのお話
タクヤ先生の漢方講座リウマチの話
リクルートリクルート(期間限定)
中医漢方radioバックナンバー中医漢方videoバックナンバー
乾燥のお話五月病のお話
他業種とのコラボ企画健康サービスのお話
元気で長生きのお話免疫のお話
児童虐待に悩む親御さんへの話冬の病気のお話
冷えのお話募集中セミナー
取材・メディア露出など口内炎のお話
口臭のお話呼吸器のお話
夏の病気のお話子宮筋腫のお話
小児・乳幼児のお話循環器のお話
心臓疾患のお話打撲・捻挫のお話
星薬科大学での漢方実習春の病気のお話
暴飲・暴食のお話梅雨の不調のお話
水虫のお話汗のお話
漢方講座開催&参加募集生理のお話
生理トラブルの話男性のお話
男性更年期のお話疲れの話
痛風のお話癌のお話
皮膚のお話目のお話
睡眠のお話秋の病気のお話
糖尿病のお話経営・漢方販促セミナー
老化対策の話耳のお話
肝のお話肥満、ダイエットのお話
胃腸のお話脳血管障害、脳梗塞のお話
腎・膀胱系のお話腸や便秘の話
自律神経、うつのお話自然治癒力向上のお話
花粉、アレルギーのお話血圧のお話
行って来た講義内容など認知症のお話
頭の良くなる漢方薬の話頭痛のお話
顎関節症のお話顔色と病気のお話
飲酒のお話骨のお話
髪のお話30日で体を生まれ変わらせる
日本全国どこからでも対面相談が可能です! ご相談予約 総合受付