森林浴と長生き
2012年9月25日 16:16元気で長生きのお話
連休を利用して山梨県は富士吉田にありますキャンプ場へキャンプに行ってまいりました。写真は帰りの河口湖近くの山頂よりの景色。
車の運転などそれなりに疲れましたが心の洗濯と申しましょうか、ある種ただの休息では癒せない部分の回復ができました。
森林に囲まれたキャンプ場ではフィトンチッド(森林が発する成分)が溢れていましたが、フィトンチッドは科学的にもその殺菌性やヒーリング効果が広く立証されておりますが、二泊三日の森林浴程度でも体のNK(ナチュラルキラー)細胞をはじめとする免疫細胞が格段に活性化するなど、常識では考えられないような効果を持っていることもわかっています。
重度のガンやアレルギーなど、西洋医学では手の施しようもないとされた症状が「せめて住むところくらいは」というご本人の希望で自然いっぱいの土地にいったところいきなり回復した、という話も嘘ではないと思っております。
化学物質ではどうしようもないことを漢方が成し遂げてくれるのもあくまで自然の力を引き出すゆえのものであるという意味では同じことだと認識しております。
最近では小田急線などの空調からもフィトンチッドを出すなどの取り組みも試みておられるようですが、やはり人が本当に癒され、リフレッシュするには都会の喧騒を離れて大地に触れ、森林の下で過ごすということが何よりも良い薬にもなり得るのでは、と感じた数日間でした。