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漢方薬を飲むとなぜ気持ちよく眠れるのか

2013年8月 6日 12:03睡眠のお話

この時期もやはり不眠のご相談が減らないですね。「漢方薬で眠れるようになるの?」という声も多いのですが、そもそも人間3日間おき続けている事などできませんので必ず眠れるのです。
そこに変に睡眠剤などを飲むから睡眠の質が低下して「眠れない身体」を作っていってしまうのです。

では漢方薬は何が違うのか?
と、いうわけで今日は睡眠改善に用いる漢方方剤の多くに用いられている「酸棗仁(さんそうにん)」という生薬をピックアップして漢方薬で眠れる理由についてご説明しようと思います。

酸棗仁は神経強壮、鎮静、催眠薬として、心因性神経性の不眠症、健忘症、口渇、虚弱体質者の多汗症などに広く応用されます。「酸っぱい棗の実」という意味で、大変古くから中国伝統医学で使用されています。この生薬は精神を鎮めるとても重要な治療薬の一つで、不安、動悸、不眠など心の虚弱に関連するあらゆる症状に使用されます。

機能を簡単に説明しますと心や肝に滋養を与え、精神を鎮めます。この滋養を与える、というのがポイントです。

人の不眠は精神的疲労や肉体疲労がかさむと現れます。矛盾しているようですが、「疲れすぎる」ことで眠れなくなるわけです。眠る為のエネルギーも必要、という風に言えばわかりやすいでしょうか。

酸棗仁などの生薬はこの疲労に滋養を与える事で「眠る為のエネルギー」を補う事ができるわけです。
肉体や心に余裕の無いときはイライラしたり気分が落ち着かないでしょう?それはそのまま不眠に直結します。そういう症状=疲労の改善をすれば人間は自然に眠くなり、快適に眠る事ができます。

不眠=睡眠導入剤 ではなく、眠れない原因を特定することで化学薬品に頼る事無く心地よい睡眠を得る事が可能です。

お困りの方は是非ご相談ください。

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