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なぜ「太れない」のか?

2013年8月16日 17:23

当店では「痩せたい」というお声と同じくらい「太りたい」というお悩みを受けております。

なぜ太れないのか?

痩せていて太れない体質の人は、「脾気虚(ひききょ)」という体質になっている事が多いのですが、これは簡単に言えば胃腸が弱いこと。

もうひとつは 「腎陰虚(じんいんきょ)」という体質で、のぼせやすく、ほてり気味で疲れやすいといった特徴があります。身体をクールダウンさせるために必要な「陰液」というものが不足するのがこの体質です。

もう少し詳しく開設しますと、「腎陰虚」体質とは・・・

私たちの体は腎陰(体液)による水冷式で、寒熱のバランスをとっています。つまり熱を冷ます力が存在しているわけなのですが、痩せている人は体液(腎陰)が不足しているので、体温計で測っても出ない仮の熱(のぼせ、ほてりなど)が出やすくなってしまうのです。
(これを中医学では、「虚熱(きょねつ)」と呼んでいます)


そしてこの虚熱(きょねつ)による、ほてりやのぼせなどの熱感が続きますと、ますます痩せることが多いですし、この状態が続いている限りは、決して太れません。ではどうすればいいか?弱っている「腎」を強化する「補腎」という治療を行っていきます。腎陰の不足は食事の栄養を筋肉や体力に変えることができないので、腎陰を補充していくことが大切なのです。これが結果として「太れるからだ」を作って行きます。


また、前述しました脾気虚の場合には、「畑」である胃腸が弱いですから、まず胃腸を丈夫にして、消化を高めて 体全身に栄養を補給して太れるような身体にしていきます。これも生まれながらにしての体質である事が多いので、小さい頃から痩せているような場合には、身体の「根」に栄養を与えて行かなくてはいけません。

「根」とは、五臓の「腎」に相当し、生命力を強化し、ホルモンを良くすることです。様々な補腎薬が存在しますので、ご自身の体質に合ったものをきちんと選ぶ事が大切です。

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