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【去り行く夏〜でも「夏ばて」はこれからが本番!】

2013年8月23日 15:41夏の病気のお話

ようやく暑さも落ち着く様子を見せ始めております・・と言ってもまだまだ暑い日は続きますが・・

ですがこれで夏を乗り切れた!と思っておられる皆さん、実は夏のダメージがお身体に降り掛かるのは実はこれから、なのです!

基本的に季節と臓腑の関係性からいきますと夏の時期は「心(しん)」に負担のかかる時期です。「心」とは心臓の臓器も含みますが、それ以外にも自律神経(不安感や焦燥感、あるいは後ろ向きなネガティブな感情を統括する部位)の動きを司る側面もあります。熱中症や動悸、息切れなどの「心」由来の夏の不調はここが引き起こしているとお考えください。

それが夏バテでしょ!とおっしゃる方もおられるかもれませんが、実は夏の後半から負担のかかる部位は次第に「心」から「脾(ひ)」へ移動して行きます。「脾」とは「脾臓」のことではなく、胃腸を中心とする消化器系の総称とお考えください。

夏の不摂生(冷たいものの摂り過ぎ、冷房の冷えなど)により、臓器は冷され、特に消化器系には大きなダメージとなります。
吐き気、食欲不振、だるさ、胃痛などは夏を通しての不摂生から出てくる「夏バテ」の一種です。これがそろそろ始まる頃です。

さらに、秋口に入りますと「脾」から「肺(はい)」へとまた負担の部位は移動します。肺は字のごとく呼吸器系全般を統括する場所であり、秋口にかけてぜんそく症状が悪化したり、呼吸器のトラブルが増えるのはこのせいです。

ここまでの原因はここまでの夏の不摂生、疲れによって生じますのですでに運命づけられているのです・・・冷房かけて毎晩寝ていた・・暑いのにかまけて冷たいものをガバガバ飲み続けた・・毎晩そうめんを食べ続けた・・ほらそこの貴方ですよ!!!!!

と、まあ半分冗談はさておき。

しかしながらこのままでは明らかに不調が出るのでは、と心当たりのある方も少なからずおられるかと思います。こうした症状には漢方薬が大きな助けになります。

思い当たる症状のある方、また心配のある夏を過ごしてこられて来た方はどうかお早めにご相談くださいませ。きっとお力になれると思います。

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