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「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」と漢方薬

2013年9月27日 13:27「痛み」のお話

ロコモティブシンドロームとは関節・筋肉・骨などの運動器官に障害が起こり、日常生活や歩行に支障を来している状態の事を言います。

具体的な症例を挙げますと加齢による筋肉痛、腰痛、膝痛、骨粗鬆症、筋力の低下などがありますが、これは将来的に寝たきりや介護になるリスクを大きくする要因になり得ます。

漢方の考えではこうした関節や筋肉、骨などの症状も内蔵と同じく、体全体の状況から原因を追及する事で改善する事ができるとしています。

深く関わる要素は五臓六腑で言えば「腎」。
腎は成長や老化という要素に大きく関係する部位であるとされます。この腎が弱る事でこうした運動器官の老化現象も起こると考えられています。ここに関節痛などの痛みを引き起こす原因として体内を巡る「気・血の循環不全」などが重なる事で疾患が起きるわけです。

そうなりますと対策としてはまず「腎」を強化する「補腎薬(例:イスクラ独歩顆粒、八味地黄丸、杞菊地黄丸など)」で運動器官の老化を防ぎながら、運動や疲労により疲弊した気や血を補う事でさらに状況を改善させて行く事を主軸とします。

栄養や休息による回復ももちろん大切ではありますが、「老化」という押し寄せる波に対してはそれだけでは不十分かもしれません。漢方で運動器官もアンチエイジングさせ、いつまでも健康で快適な毎日を送れるように養生しましょう!

すでにロコモティブシンドロームを起こしておられる方でも改善が期待できますので一度ご相談くださいませ。

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