「粗食」が老化を早める?!
2013年10月 5日 09:46「食の安全」のおはなし
最近なにかと「粗食が最高!」みたいな感じでとらえておられる方が多いように思います。
確かに動物性のタンパクや脂質の取り過ぎは生活習慣病の原因になる事があります。過剰な摂取いよるダメージをリセットする為のファスティング(断食)なども効果的です。
しかし、例えば高齢の方や小さなお子様などがあまりにこの粗食に傾きすぎるのも実は問題なのです。というのも粗食が健康維持に良いと考えられるのは食生活による心臓病や脳卒中などの発症リスクが最も高まるとされる50代くらいの中年期。その後、老化のスピードが加速度的に早まって行くのに伴い、身体からはタンパク質が抜けて、乾いて、縮んで、歪んで行きます。タンパク質を過剰に控えすぎるとたんぱく不足により老化はさらに早まります。
また、低栄養状態が続くと気力、体力、免疫が低下しますので認知症や感染症のリスクも高まります。小さなお子様であれば成長不全に直結するのは言うまでもありません。
「バランスの良い粗食」と言う事であれば良いのですが、最近の風潮ですと「食べないのが粗食」というちょっと間違った認識の方が増えている印象があります。当店では過度のダイエットで生理が止まった、という内容の相談がずっと続いております。
体にとって有害なもの(添加物、農薬、抗生物質など)をできるだけ避けた上でバランスの良い食生活を送る、これがやはり一番だと思います。粗食をするのであれば行うタイミングとその時のお身体の状況を見極める必要があります。「バランスのいい食事って具体的に何よ!?そんなふわっとした言い方されてもわかんないわよ!」「医者は痩せろ痩せろってうわごとみたいに言うけどそんな簡単に痩せれたら病院なんて行かないわよ!」とおっしゃる方へ。ごもっともです。当店ではこうした「栄養健康相談」も行っておりますので是非ご相談ください。
確かに動物性のタンパクや脂質の取り過ぎは生活習慣病の
しかし、例えば高齢の方や小さなお子様などがあまりにこ
また、低栄養状態が続くと気力、体力、免疫が低下します
「バランスの良い粗食」と言う事であれば良いのですが、
体にとって有害なもの(添加物、農薬、抗生物質など)を