化学物質では絶対に治らない精神病
2014年8月25日 09:53これだけはつたえたいお話
当店にご相談にみえる不眠・パニック障害・不安神経症などを含む広い意味での自律神経疾患の数はどんどんと増加しております。
これはある種社会のゆがみ、と言う風に考える事も出来ますが私が相談時にいつも感じるのはこうした疾患をあえて「悪化させられている」と言う事。何に?かと一言で言えば「西洋学に」あるいは「化学物質」にです。
上記したような自律神経疾患が出た時に多くの方は病院にかかります。やはり多いのは心療内科や精神科かと思います。私的にはもうこの時点で症状悪化への階段を上り始めているわけなのですが、ほとんどの方が以下に示すような順序で進んでいきます。
①病院で相談する
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②○○(病名。軽度鬱やパニック障害などが多数)と診断をくだされる
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③「この薬で症状が落ち着くまで様子を見ましょう」と言われる(←こう言う医師はまだ良心的。
「この薬を病気を治すために頑張って飲みましょう」(←このケースが多いがこれが実は最悪。
※ここがまず第一のポイント。自律神経疾患の99%には外的な要因が絡んでいます(疲労・過度のストレス・精神的な負担が続いたことなど)。これに対して症状が出ているのにも係らず処方されるのは過敏になっている脳を沈静化させたり、脳からの分泌物を無理矢理に増やす・あるいは減らすような薬ばかり。原因はあくまでもこの外的要因なのであるわけでこの状況を改善させる為の努力無しに症状が改善する事はそもそもありえないわけです。ここでほとんどの方はまず治る見込みの無いやり方で治す目的とは全く異なる「症状をごまかす」ための薬を飲まされ始めます。
するとこの後続くのは・・
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④薬が効かなくなってくる(薬に依存し、効果が薄れてくる)
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⑤「そうですか、では薬を増やしておきますね(軽い口調で)」
※ここが第二のポイント。そもそも治す薬ではないので成り行きとしては当然なのですが、症状の原因は放置→悪化、そして薬の依存、長期服用による副作用によりさらに症状は悪化、あるいは神経的におかしくなっていく(薬がないと全く眠れないような強迫観念が出てくる等)。これに対してあろうことか「抑えが利かなくなって来たのでより強い力で見て見ぬ振りをする」事を当たり前のように行います。ここまで来ると患者さんも薬に依存して来ているので薬を切る、という選択肢が強制的に打ち消され、医師の言うままに増量された薬を飲む羽目に。この時にタチが悪いのが「飲んでさえいればいつか治る」という希望を植え付けられているケース。断言しても良いですがこうなった場合、化学薬品だけで病気が「治る」事は絶対にあり得ません。
結果、薬への依存は深まり、最初に診察を受けた時よりもより重篤な症状を抱え、治す目的の無い薬を飲み続ける・・
これが現代医学の「自律神経疾患」への対応の現状であると私は毎日痛感しています。
漢方薬を「昔の医療だ」とおっしゃる方がおられますが、私から言わせていただければばたかだか100年と少ししか歴史の無い化学薬品による現代医学と数千年に渡り知恵を重ねて確立されている漢方。どちらに信憑性を持つかと聞かれれば「漢方である」と即答いたします。
漢方は人間の根源に持っている力を癒し、増幅させる事で病そのものを自分の力で治す為のお薬です。
それこそ数えきれない人々の英知と人体実験を重ね、確立されている言わば「完成された医学」です。漢方の本当の意味での素晴らしさを知らずにおられる方がほとんどの現代日本。こうした皆様に少しでも現代医学の脆さと漢方の素晴らしさをご理解いただけるように今後も微力ながら精進していきたいと考えています。
自律神経疾患にお悩みの方はまず、今手にしているそのお薬について今一度よくお考えいただきたいと思います。
いつでもご相談くださいませ。