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知っておきたい「場所別冷え性の原因」

2014年10月27日 16:27冷えのお話

西洋学では「冷え性」と一言でまとめられてしまい、あまり治療には重要視されない冷えですが、漢方の考え方では部位により様々な原因が潜んでいるとされ、多くの病気の根本には冷えが関与しているとされます。

今日は冷えを漢方の用語で分類してみました。
ご自身に当てはまるものがあれば気にしてみてください。

①腎陽虚による冷え
・・生命エネルギーとして定義される「腎精【じんせい】」が加齢や生活習慣の乱れなどにより損なわれる事で冷えてくる。冷える部位は特に腰や背中、膝などが強い。多尿・むくみ・月経不順・不妊・インポテンツなども合わせて起こりやすい。


②脾陽虚による冷え
・・胃腸系を中心とする消化器系の不調により起こる冷え。お腹が冷たく感じる事が多い。食欲が無くなり、疲れやすく便がべとべとしてくるなどの症状が起こる。


③肺陽虚による冷え
・・ぜんそくをはじめとする呼吸器疾患をお持ちの方に出やすい冷えで冷えは主に上半身に感じる。みずっぽい痰が出やすく、すぐに風邪などの感染症にかかる方がこのタイプです。


④心陽虚による冷え
・・肺陽虚と同じように上半身に冷えが出る事もありますが、手足の抹消に冷えが出るのがこのタイプの特徴。動悸が出たりすぐに疲れてしまい、顔色も白っぽく元気の無いタイプ。不安を感じやすく不眠も起こりがちです。

このように漢方では冷えと一言では片付ける事無く様々な臓器や臓腑の不調と合わせて冷えを定義し、その改善方法もそれぞれの冷えのタイプにしっかりと漢方薬が存在するために根本からの改善が可能です。

これが漢方薬が非常に優れている点の一つです。

冷えは万病の元、と言われていますがこの冷え対策は漢方薬で大きく前進させる事が可能になります。悩んではいるけれどどうしたらいいかわからない、病院にいっても取り合ってもらえない・・という方は是非ご相談を。

きっとお力になれます。

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