血圧は下げ過ぎると危険!?
2026年3月23日 16:53元気で長生きのお話
「血圧は低いほど良い」そう思っている方はとても多いと思います。
確かに高血圧は脳卒中や心疾患のリスク因子であり、適切な管理は重要です。しかし近年の研究では、血圧は下げれば下げるほど良いわけではなく、下げ過ぎることでむしろ死亡率が上がる可能性があることが分かってきています。
この現象は医学的に「Jカーブ現象」と呼ばれます。血圧が高いほどリスクは上がりますが、一定ラインを下回ると今度はリスクが再び上昇するというものです。特に高齢者や動脈硬化が進んでいる方では、過度な降圧により脳・心臓・腎臓などへの血流が不足しやすくなります。血圧は単なる「数字」ではありません。血液を全身に届けるための圧力です。必要以上に下げてしまうと、重要臓器への血流が不足し、めまい、ふらつき、失神、腎機能低下、認知機能低下、心筋虚血などのリスクが高まります。
実際に降圧薬の多剤併用や過剰治療による低血圧が、転倒や死亡率の増加と関連することも報告されています。もちろん適切な降圧治療が必要な方は多くいます。問題なのは「数字を下げること」そのものが目的になってしまうことです。本来大切なのは血管や血液の状態、つまり循環の質です。中医学では血流の状態を「瘀血(おけつ)」という概念で捉えます。血液がドロドロで流れにくい、血管が硬く弾力がない、微小循環が滞っている、といった状態です。この状態では血圧が高くなりやすく、また血栓や動脈硬化のリスクも高まります。
逆に言えば、血管に弾力があり、血液がスムーズに流れる状態であれば、過度に血圧を下げる必要はありません。つまり本当に目指すべきは「圧を下げること」ではなく「流れを良くすること」なのです。ここで重要になるのが血管と血液の質の改善です。これらが整うことで、循環は安定し、結果として血圧も自然と適正化しやすくなります。この「循環の質」を整えるのに有効な漢方製剤が冠元顆粒です。
冠元顆粒は丹参を主薬とし、血流改善・抗酸化・血管保護作用を持つ生薬が配合されています。中医学では活血化瘀薬に分類され、瘀血体質の改善に用いられてきました。どうか血圧の数字だけではなく、本当に必要なものを手に入れることを目指していただければ、と思います。お悩みの方はぜひご相談下さい。





